有川浩週間
- Date
- 2010-01-21 (Thu)
- Category
- 日記
本題の前に、前回の記事をググって来る方が何人か居られたので、その後の状況報告。
先週金曜日には、車はひっくり返るは事務所は荒らされるわで大騒ぎだった某工場ですが、なんと
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翌週の月曜日からは普通に操業中してましたよ。(w
このあたりの考え方というか、バイタリティは、すごいですねえ。
日本だったら、それどころじゃ無かろうに。
色々と思うところはありますけど、まあ、あえてノーコメントという事で。
それでは本題。
有川浩「シアター!」を通勤途中に読み始めたら止まらなくなってしまい、結局休み時間全部潰して会社で読了。
あまつさえ、勢い余って帰宅後に「レインツリーの国」まで読み始めて、しまいにゃ読了してしまった件について。
「シアター!」はタイトル通りの劇団モノ。
借金を抱えた劇団が、2年以内の返済を目標にがんばる話です。
とりあえず、夢しか見ていない劇団員達に、現実の厳しさを思い知らせつつも、要所要所で引っ張って行って、次々と劇団の運営を改革しているお兄さんが痛快!
有川浩さんの小説って、基本的に、
・底意地が悪いけど本物の大人と、意欲だけはあるけど空回りな子供が登場。
・とりあえず喧嘩しまくるけど、共に幾つもの試練や出来事を経験していく中で、次第にお互いを理解出来るようになる。
・そして子供は大人になり、大人は自分が見失っていたものを取り戻す。
(つか、たいていは男女なので、そのまま付き合っちゃう)
という流れを踏襲するんですが、この作品では更にひと捻り。
劇団モノという事で登場人物も多く、群像劇となっているので、各キャラクターの中に大人な部分と子供な部分を持たせて、シチュエーション毎にお互いが大人になったり子供になったり、というやり方になってます。
そこでの気持ちの機微の遣り取りがまた、ホロリとさせる上手さ。
「レインツリーの国」の方は、とあるライノベの感想をネットで見たのがきっかけで知り合った男女の物語
詳細はネタバレになるので避けますが、とても無骨でストレートな恋愛小説でした。
夢物語ではない、等身大な恋愛小説として楽しく読み、泣かせて頂きました。
私も相当ひねくれた性格ですけど、そんな人間の心の中にもすとんと落ちて来るのがすごい。
しかも、話のキーになるライノベ「フェアリーゲーム」が、もろ「○○○○」(w
タイトルと小説中でその作品について語り合うくだりを読んで、あれ?これもしかしてあの本じゃない?と思っていたら、巻末の参考文献の中にそのタイトルがありました。
ライノベというより、80年代ジェブナイル小説の名作ですね。
残念ながら、私は学生時代にこの本を読むことはありませんでしたが、もしあの当時この本を読んでいたら、未だに割り切れない気持ちを抱えていたのかも、などとも思いました。
つくづく、あの当時読んでいなかったのが悔やまれます。
まあ、そんなこんなですっかり脳内が有川浩一色。
という訳で、1巻を読んで以来、勿体無くて読むのを封印していた「図書館戦争」シリーズ全4巻と別巻2巻にも、とうとう手をつけてしまいました。
(つか、まだ読んで無かったのかよっ!)
まずは1巻「図書館戦争」を再読して郁と堂上のいちゃつきぶりに身悶えし、2巻目「図書館内乱」へ突入したところ。
単行本の割に一日一冊ペースで読めてしまっているので、下手すると今週末で読了しちゃうかも。
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